8月12日、番組でも紹介した Joe Purdy & Amber Rubarth 2人の来日公演を、鎌倉 cafe goateeさんへ観に行きました。
まずは、Amberさんが1人で。
若干硬いところがありつつも、声が良くて、自作曲の完成度も高い。
気持ち良く聴けました。
次にJoe氏へ交代。
力強いアクースティック・ギターは、音の芯がしっかりしていて、生演奏は相当な数をこなしてきているのだろうなという様子。
1曲だけピアノに座り、ハーモニカも吹きつつ、トーキング・ブルーズ調の曲もあり。
本当に1960年代初頭のフォーク・カフェからそのまま抜け出てきたような風情だった(その時代に僕は生まれてすらいませんが…)。
2人で1曲かな?歌い、一旦休憩。
そして第2部。
歌い込んできた曲が中心だからか、俄然熱を帯びてくる。
2人が共演・主演する映画『American Folk』のサウンドトラックでも、たくさんのカヴァー曲が収められていたように、ここでもTom Paxton、Elizabeth Cotten、Woody Guthrie、Townes Van Zandt、The Carter Family、Pete Seeger…等を取り上げる。
先達への尊敬が滲み出ていて、好印象。
聴きたかった“Townes”も歌ってくれて満足。
最後は“500 Miles”で会場の皆さんとともに歌う。
とても贅沢な時間でした。
ほぼ個人での招聘のようで、実際は大変なことと想像しますが、ぜひまた企画してほしいところです。
0コメント